ウェアラブルとAIで高血圧クリーゼを最大3日前に予測、予備研究で示す
1年間追跡した高血圧患者4,000人超で、警告の約32%の後にクリーゼが起き、警告がなかった人の97.4%はクリーゼを起こさなかった。米国心臓協会の学術集会向け抄録で、査読は経ていない。
なぜ重要か
高血圧クリーゼは血圧が急激かつ重度に上昇する状態で、脳卒中や心筋梗塞につながりうるが、現状では起きてから見つかることが多い。研究はウェアラブル機器の連続測定データを用い、2つの兆候を見いだした。睡眠中に血圧が下がらない場合はクリーゼのオッズが約5倍、朝の上昇が35mmHgを超える場合は約4倍だった。警告から24時間以内に薬を調整すると、クリーゼは約61%減った。単一病院での予備的な研究である。
要点
- 高血圧の成人4,000人超を12か月追跡
- 312人に418回のクリーゼ
- 最大72時間前に予測
- 警告の約32%の後にクリーゼ、警告なしの97.4%は発生せず
- 警告後24時間以内の薬の調整でクリーゼ約61%減
- 11月6〜9日にシカゴで開く米国心臓協会学術集会で発表予定