Docker Sandboxesの脆弱性、AIエージェントがサンドボックス外のホスト認証情報を読み取り可能に

Endor Labsによると、CVE-2026-103916はsbx cpコマンド経由でシンボリックリンクを悪用し、クラウド認証情報やSSH鍵などを露出させた。Dockerはバージョン0.51.0で修正した。
なぜ重要か
Docker Sandboxesはコーディングエージェントが開発者のマシンに触れずに信頼できないコードを実行するためのもので、脱出はエージェント隔離の根幹を揺るがす。Endor Labsの研究者Peyton Kennedy氏が見つけた不具合では、悪意あるリポジトリやプロンプトインジェクションを受けたエージェントがシンボリックリンクを仕込み、ホストのファイルを持ち出せた。Dockerは当初予定の10月13日より遅れ、11月3日にバージョン0.51.0で修正した。同日にはGit設定経由の別の脱出CVE-2026-121614も公表された。利用チームは直ちに更新すべきだ。
要点
- Endor LabsのPeyton Kennedy氏が発見
- sbx cpコマンドでシンボリックリンクを悪用
- クラウド認証情報やSSH鍵が露出の恐れ
- 11月3日にバージョン0.51.0で修正
- 同日にGit設定経由の別件CVE-2026-121614も公表