台湾、先端AIチップの対中無許可輸出に最高懲役10年を検討

立法院経済委員会は月曜、民進党が提出した貿易法改正案の公聴会を開いた。与野党が割れる議会で成立は不透明だ。
なぜ重要か
台湾には先端チップの対中輸出を罰する刑事規定がなかった。8月に74台のNvidia B300サーバーを中国の買い手へ横流しした9人が起訴された際も、検察は背任と文書偽造でしか起訴できなかった。改正案は指定チップ、ウエハー材料、装置の輸出に政府承認を求め、第三国経由も対象とする。台北の規制を米国の輸出規制に近づける内容だ。野党が委員会で支持するかが焦点となる。
要点
- 最高懲役10年
- 罰金500万〜1000万台湾ドル
- 第三国経由の輸出も対象
- 民進党提出の貿易法改正案
- 8月にNvidia B300サーバー74台を巡り9人起訴