ジェフリー・ヒントン氏「AIを開発しなかった方が良かったかもしれない」

ノーベル賞受賞者の同氏はガーディアン紙に、AIが今年か来年にも金融・電力システムの一時停止のような大規模事故を引き起こし得ると述べ、サム・アルトマン氏を信用していないと語った。
なぜ重要か
ニューラルネット研究で現代AIの基礎を築いたヒントン氏はGoogle退社以来警鐘を鳴らしてきたが、今回は最も厳しい表現の一つだ。破滅論者ではないとしつつ、AIを作ったことに価値があったのか疑問を呈した。10年以内、早ければもっと前に、人類がリスクを管理できるのか、大量失業と社会の分断に直面するのかが分かると時期も示した。発言はデミス・ハサビス氏も登場するドキュメンタリー『AI: Probably Nothing to Worry About』の上映前に行われた。近い将来のシステム障害への警告を規制当局が取り上げるかが焦点だ。
要点
- ヒントン氏は78歳のノーベル賞受賞者
- 今年か来年の大規模事故を警告
- 10年以内にリスク管理の可否が分かると発言
- サム・アルトマン氏を信用しないと発言
- 『AI: Probably Nothing to Worry About』上映前に発言