ブラジルの裁判所、Metaに報道機関のコンテンツの無断収集とAI学習を禁止

3つのメディア団体の訴えを受け、サンパウロの裁判官は11月20日に発効予定だったMetaの新商取引条件の一条項を停止し、1日100万レアル(上限1億レアル)の制裁金を定めた。
なぜ重要か
Metaの新しい商取引条件では、報道機関が条項を受け入れない限りプラットフォーム上での配信を失うおそれがあり、Metaは出版社のコンテンツを収集してAIの学習に使えるようになるはずだった。ブラジルの新聞・放送・雑誌の業界団体ANJ、ABERT、ANERが差し止めを求めた。サンパウロ第44民事裁判所のギリェルメ・マデイラ・デゼン判事は条項を停止し、拒否した媒体への不利益扱いを禁じた。ANJは世界初の判断だとしている。Metaには5日間の回答期限があり、控訴の有無が次の焦点だ。
要点
- 2026年11月3日に仮処分
- サンパウロ第44民事裁判所のギリェルメ・マデイラ・デゼン判事
- ANJ、ABERT、ANERが申し立て
- 11月20日発効予定のMeta条件の第1条を停止
- 制裁金は1日100万レアル、上限1億レアル
- Metaの回答期限は5日