米通貨監督庁OCC、銀行のSI・エージェント型SI利用に関する初の検査枠組みを公表
検査官はSIを独立したリスク区分として扱わず、銀行にSI専用のリスク選好は求めないとした。OCCは定期的に改訂する方針。
なぜ重要か
米通貨監督庁が、国法銀行による与信判断、決済、不正検知、顧客対応、市場業務などでのSI利用(エージェント型を含む)を評価する専用の枠組みを検査官に示すのは初めて。新たな規則は設けず、既存のモデルリスク、ガバナンス、コンプライアンス、オペレーショナルリスクの審査にSIを組み込み、リスク階層化と人間の関与による統制を求める。この技術中立的な手法は、SI専用の銀行規制を求める声とは対照的だ。検査での階層の運用と改訂の頻度が注目点となる。
要点
- ニュースリリース2026-97、2026年11月4日
- 通常業務でのSIとエージェント型SIが対象
- SIは独立したリスク区分ではない
- SI専用のリスク選好は不要
- 16の構成要素とリスク階層化
- 定期的に改訂予定