ケンブリッジがAIで設計した鳥インフルエンザワクチン、動物試験で多様なH5Nx株に完全な防御

『Cell Reports Medicine』の研究によると、備蓄ワクチンは複数の変異株にさらされた動物の約50%しか守れなかった。次は人での臨床試験で、まだ始まっていない。
なぜ重要か
パンデミック備蓄のワクチンは既に出現した単一株向けで、鳥インフルエンザが変異すると穴が生じる。ケンブリッジ大学とスピンアウトのDIOSynVaxは、AI誘導の設計で1本のワクチンが数千の変異株をカバーすることを狙う手法を示し、これは同チームの手法で3度目の成功という。証拠は動物試験のみで、著者は次の段階を人での臨床試験としている。試験の開始時期、安全性データ、規制当局が動物での防御結果を備蓄判断の根拠にするかが焦点。
要点
- 『Cell Reports Medicine』に掲載
- ケンブリッジ大学のJonathan Heeney教授が主導、スピンアウトDIOSynVaxと実施
- 動物試験で世界的に流行する多様なH5Nx株に完全な防御
- 備蓄ワクチンが守れた動物は約50%
- 次の段階:人での臨床試験