中国科学技術大学チーム、2100万の配列・構造ペアで学習したオープンなRNA基盤モデルstructRFMを発表

ネイチャー論文によると、3次元構造版のZfoldはCASP15、CASP16、RNA-PuzzlesでAlphaFold3に匹敵する性能を示した。データセット、重み、コードはすべて公開されている。
なぜ重要か
多くのRNA言語モデルは配列だけから学習するが、RNAの機能は分子の折りたたみ方に左右される。structRFMは塩基対形成を事前学習に組み込み、MUSESと呼ぶ複数ソースの二次構造アンサンブルで単一予測ツールの偏りを抑えた。著者らは二次構造予測で新たなベンチマークを打ち立て、新規RNAファミリーや長鎖非コードRNAを含む機能予測でも改善したと報告している。2100万ペアのデータと重みが公開されたため、AlphaFold3との比較を他の研究者が直接検証できる。独立した検証とRNA創薬での活用が焦点だ。
要点
- 2026年11月4日にネイチャーで発表
- 2100万のRNA配列・構造ペアで学習
- 複数ソースの二次構造アンサンブルMUSESを使用
- 3次元版ZfoldはCASP15、CASP16、RNA-PuzzlesでAlphaFold3に匹敵
- データセット、重み、ソースコードを公開
- 中国科学技術大学が開発